OpenAIが公式チャンネルで、新しいモデル「GPT-6 Astra」に関する複数の動画を公開しました。ひとつは開発者向けに位置づけた「Introducing GPT-6 Astra for developers」、もうひとつは「世界で最も知的で整合性のとれたモデル」と紹介する「Introducing GPT-6 Astra: the most intelligent and aligned model in the world」です。さらに、Ben Davis氏が登場する「GPT-6 Astra with Ben Davis」という動画もあわせて公開されており、OpenAIが開発者向けと一般向けの両面からこのモデルを紹介していることがうかがえます。
タイトルだけを見ても、具体的な性能の数値や提供開始の時期までは分かりません。ただ開発者向けと最も知的で整合性のとれたという二つの打ち出し方が並んでいる点から、OpenAIがこのモデルを社内外どちらにも強くアピールしていることは読み取れます。非エンジニアの立場としては、こうした発表が出たタイミングで自分の業務のどこでChatGPTを使っているかを一度棚卸ししておくと、実際に新モデルが使えるようになった際にすぐ効果を確認できます。
OpenAIはあわせて「Use ChatGPT Work to analyze ad performance and refine creative」という動画も公開しています。タイトルの通り、ChatGPT Workを使って広告のパフォーマンスを分析し、クリエイティブと呼ばれる広告素材を改善する使い方を紹介する内容です。
マーケティングや広告運用を担当している方にとっては、日々の広告レポートを見ながらどのクリエイティブが伸びているか、次にどう直すかを考える作業を、ChatGPT Workに手伝わせるという発想がそのまま実務に持ち込める例といえます。具体的な操作手順や分析項目まではこの情報だけでは分かりませんが、広告運用に関わる方は動画本編を一度確認しておく価値がありそうです。
一方でGoogle DeepMindは、「Introducing WeatherNext 3」と題した記事を公開し、これを同社としてこれまでで最も高度で正確なグローバル気象AIモデルであると説明しています。
天気予報は物流やイベント運営、小売業の仕入れ判断など、幅広い業務判断に関わる情報です。自分の仕事で直接この技術を扱わない方であっても、天気予報の精度を支える基盤技術がAIによって継続的に更新されているという事実自体は知っておいて損はありません。
今回まとめて出てきた発表に共通するのは、OpenAIとGoogle DeepMindという主要なプレイヤーが、言語モデルと気象予測モデルという異なる分野で、それぞれアップデートを継続的に発信し続けているという点です。
非エンジニアの立場では、すべての技術的な詳細を追いかける必要はありません。まずは自分が普段使っているサービス、たとえばChatGPTや天気予報アプリなどに新しいモデルの反映がいつ来るかを意識しておくこと、そして業務での使い方が変わったタイミングで実際に一度触ってみることが、現実的な向き合い方だと思います。特に広告運用のように分析作業を伴う業務では、今回紹介されたChatGPT Workの活用例のように、既存の作業フローの中にAIを組み込む具体例から確認していくのが取り組みやすい進め方です。
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